家庭の易しい科学
その1:お湯を沸かすと何故 ぶくぶくあぶくが出ますか?

問1:ヤカンでもお鍋でも、水を沸かすとやがてぶくぶくと熱いあぶくが出てきます。そして、暫くすlるといつの間にか音がしなくなくなり静かになっています。何故でしょう?

答1:”宇宙のどこにある物質でも、お互いに引っ張りあう”という万有引力の原理を、発見し、その大きさもきちんと数学的にあらわしたのが ”ニュートン”さんです。宇宙のはじまりから、今でも、この原理が忘れてうっかりしたという話は聞いたことがありません。安心して住める宇宙にいつも感謝しています。

地球の周りには空気が万遍なく存在しています。万有引力の御蔭で地球全体と空気の分子とが引っ張り合っているからです。万有引力はお互いの距離が2倍になると、力は4分の一になります。そこで、地球表面から遠くなるほど、空気を少ししか引っ張ることが出来ず数千メートルになると、人間が吸える空気が薄くなってしまいます。高いところを飛ぶ飛行機は人工的に空気の密度を高くして室内に供給しています。

さて、水を沸かす話に戻ります。水の中にはいつの間にか、少しばかりの空気の分子が入り込んでいます。水を沸かして温度を上げると、空気の分子も活発な運動を始めます。やがて、周りの水の重さに打ち勝って、空気が膨らみます。これが泡です。
泡は水より密度が小さいので地球と引っ張り合う力が小さく、地球からやや離れて、つまり上方に浮いてきます。つまり、これが泡が浮いてくるという現象です。

学校では、すぐに数学式などを教えますが、物事の内容はさっぱりわかりません。しかし、言葉で説明すると、上記の様に、かなり長くなります。面と向かって説明するとわかりやすいのですが、何とか辛抱して読んでみてください。この世の中の現象が、非常に面白く凄いことを少しでも、皆様にお伝えできればと願っております。 散歩道