あの世での信長・秀吉・家康会談 |
あの世で信長・秀吉・家康の三人の会談が行われた。3人の会話をインターネットで傍受しました。 |
動物オリンピック委員会ではイソップを委員長として新しいルールで兎と亀の競争が行われることになりました。頭のいいチンパンジーの提案で、兎は亀の3倍の距離を走り、近道を抜けるのを防ぐようにと森の曲り角に通貨確認バトンを渡す小屋を造りました。 小屋から見えるくらいの所に亀さん、ずっと遠くに兎チャンがスタートにつきます。小屋から、競技委員長イソップおじさんが出てきて、ヨーイドン 鳩の実況放送 「早くも亀さんが小屋に入りました。そして口になにやらバトンらしいものを加えて小屋をでました。あっ!兎チャンもバトン小屋にはいりました」 鳩 「亀さんはどんどんゴールに近づいています。今兎チャンが小屋を出るとチンパンジーさんの計算では、ちょうどいい勝負になるようです.ゴール近くには鼠、牛、トラ、うさぎ、−−−−馬、羊、猿さん達がいっぱいに詰めかけています。 鳩 「あれ、兎チャンがなかなか出てきません。どうしたのでしょう? 携帯電話でイソップおじさんを呼び出してみます。もしもし亀よ、亀さんよ、いや、イソップおじさん? ーーー 小屋が奇麗なアルミ製なので電波が届かないようです」 鳩「あっ!やっと兎チャンがでてきました。白ウサギが顔を真赤にして、怒っているみたいです。どんどん亀に近づいています。あ、あ、とうとう亀さんゴールイン。 地上に降りたレポーターの鳩:兎チャン、小屋でどうしちゃったの?」 兎チャン: 「すぐバトンを貰えなかったんだ! イソップおじさんが居眠りしていて」
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動物の世界は生きてゆくのが大変だ。獲物を探すのも、自分が他の動物に食べられないようにするのも、である。亀の子供が生まれると、短距離競争のように海岸まで走り出す。ウサギとの競争で勝った話の様なわけにはいかない。走り遅れると空からの鳥に狙われて食べられてしまう。
その鳥の中でも強い鷹も、生まれてまもなくは離陸することを覚えるだけでも大変だ。ヨチヨチ足をバタつかせ、羽根を動かしてやっと少し空中に浮かぶが、直ぐに地面に落ちて、足がもたついて転んでしまう。何回もそうやって漸く鷹特有の優雅な空中滑空が出来るようになる。ところが海からの離陸はもっと難しい。水の上を地面と同じように蹴りながら羽ばたく。体が軽いから水を蹴るのも結構効き目があるものの、効率が悪いから、なかなか空中に浮かばない。羽根は防水だから、海には浮かべるが、中には波に浚われゴツゴツした岩に押し上げられてやがて死んでしまうのもあるようだ。
もっと恐ろしいことがある。海から飛び出す練習を始めることを知っている鮫が海面に潜んでいる。もたついた鷹の雛は2,3メートルも跳躍するような鮫にあっという間に食われてしまう。この鮫もどこからかはるばる泳いできて、その瞬間を待っているのだから、大変だ。
それに比べると、人間はどうだ。電車に乗り、混んでいるとはいっても、暫くの我慢で会社に着く。そこで、何か与えられた事を毎日やっていると、月末には自然に 預金通帳に ”お金”
というものが入ってくる。コンビ二で何かを求め、”紙のようなもの” か ”カード のようなものを差し出すと、何と "餌”、失礼、食べ物が手元に入ってくる。後は口をあけて食べるだけ。
そして、昔は敵だった狼のような動物も、足を短くして拉致監禁し、人間に頼る以外に生きてゆけないようにして可愛がり、動物愛護と言う精神的安心を得ると言う仕組みまで作ってしまった。
人間がこのように楽をして生きられる様になったのは、頭を使って社会という仕組みを作ったからだ。一対一では、人間はカラスにも勝てないであろう。 しかし、親子が殺しあったり、戦争で子供を殺したりするのも人間社会の現象の一つ。
現代の現象をどのように考えるべきか、私には分からない。 散歩道2007年3月26
戦後日本の若者から消えたもの |
戦争中から戦後まで日本の小さい子供達が持っていたちょっとした習慣や体質が、現在では殆どしまったものを取り上げたい。 ランダムトーク 寄稿者 六甲颪 [2007/8/31] 2007年10月18日
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