”雨”って、どうして降るの?
地球上の或る場所では、一年中殆ど太陽が照りつき、水を求めるのが大変な所がある。日本の気候は春夏秋冬があり、基本的には晴れの日が多く、そこに適当に割り振られたように雨の日がある。”雨”は、どのような仕組で降ってくるのだろうか?
地球の表面の土に染み込んでいる水分に太陽の光線が当たると当たると、適当に手を取り合っていた水の分子が光線の刺激で活発に動き出し、手を振り切って飛び跳ねだす。バラバラになった水の分子サン達は、軽くなって空中に飛び上がってゆく。これが水蒸気と言われているものだ。空気中には空気の分子が適当な密度で存在しているので、軽くなった水蒸気は空気の分子にどんどん押し上げられて上の方に上がって行く。やがてまとまって来ると目に見えるようになる。これが雲だ。
始めのうちは水蒸気の密度が小さく、地上から見ると薄い色の雲だ。やがて、何らかのはずみで、沢山の雲の分子が集まると、色が濃くなり、重くなり、やがて地球の引力で地表面のほうに引っ張られる。
これが”雨”というものです。こんな現象が適当に繰り返されて、我々は地球上で生きてゆくことが出来る。そう考えると、雨も不思議な有り難い現象だと思えてくる。散歩道